京都美食の旅路
観光で神社仏閣を回り、散々歩いた時間は午後6時。
お腹が減ってきました。
京都に来たからにはやはり美食は外せないパートかと思います。
今回は前回のお昼のぎゃあてい に続いて、夜の部を紹介させて頂きます。
京都で夜の美食といえばやはり先斗町がベストチョイスかと思います。
宿泊地である嵐山から阪急で桂→河原町と乗り換え、先斗町を目指していきます。
先斗町を行く
午後には晴れるとの予報でしたが、生憎の雨。
しかし、雨でさえ、趣が在ると感じさせるのが先斗町の魅力ですね。
先斗町は三条通南から四条通りの間に500m続く江戸時代を代表する花街の一つ。
簾(すだれ)やあやめ張りの目隠し板、細やかな格子といった細部意匠を備えたお茶屋建築等が花街文化を感じさせる歴史的街並みを形成しています。
水溜りに不意に映る人影も実に風情がありますね。
情緒的なノスタルジーを感じさせる雰囲気は先斗町ならでは。
先斗町の夜を最大限に楽しむ為にどこに行けば良いのか。
お店のチョイスは今夜の勝敗を決する重要な決断となります。
先斗町のお店はどれも風情があって魅力的ですが、確り見極めていきたいと思います。
おうちごはん:ここら屋
河原町の駅から降りて、徒歩5分ほど。
今回は、「おうち」のような過ごしやすさの中、美味しいおばんざいを出す名店、ここら屋さんにお邪魔しました。
ほっこり和めて、料理も美味しいなんて、最高じゃないですか。
店内はカウンター席と掘りごたつ席があり、照明少し落とし目で落ち着いて料理を楽しめる雰囲気です。
お通しは聖護院大根、金時人参が並ぶお漬物。
野菜の旨みを確り生かした繊細な味付け。
家ではいつも赤ワインを主に飲んでますが、今回は京都料理に合わせる為、日本酒を頂きました。
頂いたのは舞鶴、池田酒造の池雲。
紹介文の通り、バランスの取れた優しい味わいであり、料理の味を引き立てます。
京都料理は繊細な味付けの物が多いので、こういったバランスの取れた優しいお味の日本酒が合うと思います。
ここら屋では、京都の地酒が多数揃えられており、京都料理に舌鼓を打ちながら、地酒の味比べをするのも一興ですね。
先斗町は再訪ですが、ずっと来たかったので、今日は京都料理を楽しみ尽くす会。
どんどん頼んでいきます。
きんぴら
厚揚げ生姜煮
湯葉のお刺身
せせりポン酢
鴨肉のロース
出汁巻卵
さわらの西京焼き
ブリのカマ焼き
お腹11分目ですが、最後の締めは・・・
炙り鯖寿司
結びに
先斗町は雰囲気が本当に良く、京都旅行に趣と彩を加えるには最高のチョイスだと思います。
一方、高いお店も多く、財布に痛い一撃を加えるところが苦しいところですが、ここら屋はリーズナブルなお値段で非常にレベルの高い料理が楽しめる名店です。
野菜も魚も素材の味を存分に生かした優しい味付け。食が進みます。
二人で行って、散々飲んで食べて1万円ちょっと超えるくらいで逆に申し訳なくなる程です。
このような良い店は当然大人気で予約必須となります。
今回はたまたま予約なしで30分待っただけで入れましたが、行く時は予約した方がいいと思います。
美味しい料理を食べて、京都旅行を更に楽しい物にしていきましょう!
それでは、また!
皆さまも良い旅を!
ここら屋
住所:京都市中京区四条先斗町上ル鍋屋町209-12
電話番号:075-241-3933
営業時間:17:00-23:00