ニュージーランドへ行く!番外編:NZ美味しいワイン対決

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ニュージーランドワインへの期待

海外への長旅、出発に向けて機体が動き出せば、二桁時間の空の上の生活が始まる。

この間、映画を観るも良し、そのまま眠るのも良しなのですが、僕は長距離フライトに乗る時には眠りを良くする為に赤ワインを頂きます。

今回のニュージーランドの旅でもいつも通りニュージーランド航空で赤ワインを頼んだのですが、ニュージーランド産の赤ワインが美味しいこと、美味しいこと!

目的地に到着する頃にはすっかりファンになってしまっており、折角現地にいるし、ニュージーランド産ワインの美味しさと秘密に迫ってみよう!と立ち上げたのが本企画となります。

楽しい旅に美味しい食事とワインは付き物!

ニュージーランドの旅、番外編第二弾!

張り切っていきましょー!

ニュージーランドワインの四方山話

ニュージーランドワインの歴史はそれほど古くなく、19世紀初、英国人宣教師によって苗木が持ち込まれたのが起こりだそう。

ニュージーランド産ワインが世界的に注目されるようになったのは最近で、1980年代、同国マールボロ地区で作られたソーヴィニヨン・ブランが国際最優秀賞を受賞したことがきっかけとなっており、以降そのクオリティーは常に高く評価され続けているとのこと。

栽培されている白ブドウはソーヴィニヨン・ブラン、黒ブドウはピノ・ノワールが主流ですが、自分は赤ワインが好きなので、今回はピノの味比べをしていきたいと思います。

ピノ・ノワール

世界一高価なワイン「ロマネ・コンティ」に代表され、芳香でフルーティー且つ優雅な味わいのブドウ種。

色合いは薄く、タンニンは控えめで繊細。

フランス・ブルゴーニュ原産であり、黒ブドウとして、ニュージーランドで圧倒的な栽培面積を誇る。

ニュージーランド産ピノ・ノワール対決

ニュージーランドにおけるワイン産地は北島、オークランド、ホークス・ベイ、ワイララパ。南島、ネルソン、マールボロ、セントラル・オタゴと6カ所あります。

中でも、ニュージーランド南島の南緯45度に位置するセントラル・オタゴ地区は世界最南端のワイン産地であり、ジューシーなピノ・ノワールを産出しています。

ニュージーランドは気候的栽培適性はピノ・ノワールの栽培に最適であり、栽培適地が比較的安価であり、ワイン産業のインフラ、教育環境も充実していたことから、1990年以降世界中から生産者が集まったとのこと。

ニュージーランドの自然溢れる豊かな大地で燦々と太陽を浴びながら元気に育ったブドウは考えるだけでも美味しそうですよね。

これはもう名作の予感しかしません。

ワイン選びは難しいことは抜きに直感とジャケ買いです!

今回の旅では4本のピノを頂きましたが、早速レビューしていきたいと思います。

Madam SASS/2018/PINOT NOIR

一本目は早速、名産地セントラル・オタゴから!Madam SASS、2018年です!

おいしさ評価 ★★★★★★★★☆☆

グラスから香り立つ木のアロマが部屋いっぱいに広がります。

確り美味しいフルボディー、口当たりが良くフルーティーですが、豊潤であり、苦味は殆どなく寧ろほんのり甘いです。

酸味は少なめで苦味もピノ・ノワールらしく控えめな感じ。

非常にスムーズでグビグビ行けちゃう名作かとおもいます!

いきなりとんでもなくクオリティー高いのを引きました!

CRAFTERS UNION/2018/PINOT NOIR

2本目も名産地セントラル・オタゴから!CRAFTERS UNION、2018年。

美味しさ評価 ★★★★★★★☆☆☆

香り立つアロマはそのままに、若干酸味があり、ピノなのに濃厚でコッテリとした味わい。凝縮感のあるリッチタイプです。

爽やかではあるものの、タンニンの渋みがほんのり残る感じで、熟成された旨味も一部感じます。

味のバランスが高次元で実現されており、非常に舌触り良く美味しいです。

ニュージーランドのピノ、流石ですね!ハズレがありません。

Madam SASSより点数を低くしたのは完全に好みです。

少しライト目でスムーズな飲み心地のワインが好きなんですよね(笑

ハイレベルな戦いです!

AKARUA/2018/PINOT NOIR

3本目もセントラル・オタゴ!産地考えずに選びましたが、まさかのセントラル・オタゴ3連戦!名産地なだけあって出てる銘柄も多いんですね。

それではAKARUA、2018年をレビューしていきたいと思います!

美味しさ評価 ★★★★★★★★★☆

出ました!今回の旅で一番美味しかったワインです!!

枯草のアロマからニュージーランドの大草原を連想させる逸品。これまで頂いたワインも十分美味しかったですが、香り立ちからして頭一つ抜けてる感じです。感動!

味はほんのり甘く、ピノの特徴を良く表現している感じです。爽やかではあるものの、確りした味わいで、複雑で深みある狩猟肉を思わせる奥深い味わいです。

Madam SASSと同系統の味わいですが、こちらの方が大人の苦味をほんのり残し、官能的です。

めちゃめちゃ美味しいです。

ニュージーランドに行くことがあれば是非チャレンジしてみてください!

Fickle MISTRESS/2018/PINOT NOIR

何も考えずに選んでいたらまさかの全てセントラル・オタゴになってしまいました(笑

美味しいので、文句はないのですが(笑

それではFickle MISTRESS、2018年をレビューしていきたいと思います。

美味しさ評価 ★★★★★☆☆☆☆☆

テイスティングでは若干、香りが弱い気がします。スミレのようなほのかなアロマで若若しさを感じます。

明るいルビー色の味わいはフレッシュでチャーミングな印象。軽快なお味。

心地よい酸味と少しの渋みを残す、若いピノ・ノワールの特徴をストレートに表現した感じです。

スムーズな飲み味が好きと書きましたが、これは少し抜けが良すぎる印象ですね。

可もなく、不可もなくといった感じであまり印象に残らない感じです。

同じ軽快系ならMadam SASSのが美味しかったので、残念ながらこの評価で!(ごめんなさい!

ただ、料理の味を邪魔しないという意味でテーブルワインとしては使いやすいと思うのでシチュエーション次第ですね。

ニュージーランドに行ったらワインを飲もう!

今回の旅では4本のニュージーランド産ワイン、ピノ・ノワール、しかも全てセントラル・オタゴ産を比較してきましたが、総論全て美味しくて非常に満足度が高かったです。

何も考えずに選んでほぼハズレがないので、ニュージーランドのピノは総じて美味しいと言えます。

しかも、酔っ払いで記録するのを忘れましたが、全て 13-20NZDのワインで価格も非常にリーズナブルです。

地元のスーパーで入手した現地ワインを車に積んで、部屋の庭で一杯やる。

こんな素敵な景色と共に。

我ながら最高の旅ではありませんか!

皆様も是非素敵な旅を!

それでは、また!

この記事を書いた人

クリス

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こんにちは!山屋のクリスです!海外登山メインで目標はエベレスト登頂です。ラグドールの鈴鈴先生と一緒に暮らしてます。登山や旅行、日常ネタを中心にブログをアップしていきますので宜しくお願い致します!

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