真冬の箱根へ!箱根関所と箱根神社

「真冬の箱根へ!箱根関所と箱根神社」のアイキャッチ画像

思いつきの小旅行

雪降る週末どうしたものか。

偶には家でまったり過ごす週末も悪くないと言いつつ2週間も続くとなんだかムズムズしてきました。

本質的に一箇所に落ち着いているのは苦手みたいです。

そこへ、Final Cut Proで動画を編集してたところ突然PCが固まり、現実逃避したい気持ちがMAXに!

午後から東京を出て、手軽に小旅行気分を味わえる場所を吟味したところ箱根に遊びに行くことにしました!

今回は特に温泉に入る!!とかの明確な目標はなくブラブラ旅。

とりあえず、東名に乗り箱根へ!

とりあえず、箱根峠まで行ってから何するか考える(笑

箱根峠の道の駅から望む芦ノ湖。昨日の雪が少しだけ積もってますね。なんだかこれだけでホッとします。

天気はどんよりしてましたが、なんだかこの方が冬のリアルさがあって逆に気分が盛り上がりました。

道の駅はザ定番メニュー+小さいお土産屋さんと言ったところですが、今は逆にこういうのを見てたい気分でした。定番欲しくなる時ってありますよね。

道の駅ですっかり落ち着き、今回は普段「敢えて行かないような場所をこの機に拾ってみる会」にすることにしました。

とりあえず、ナビで近くの手頃そうなところを探し、箱根関所へ!

関所に至る道の両脇にはそば屋さんやお土産屋さんが立ち並んでました。

アリペイOKとは中国勢観光客を狙う気満々ですね(笑

日頃から日本の観光地では電子決済が出来ないのとWifiが無いのが痛いなと思ってたのでこれは素晴らしい取り組みだと思います。

湯の華饅頭も美味しそうな湯気の中売られていました。

お腹減ってなくても買ってしまいそうですね。

箱根関所の作りは割りとこじんまりとしており、すぐに関所の門まで辿り着いてしまいます。

関所の見学料金は一人500円。

箱根関所は元和5年(1619年)に現在の場所に江戸幕府によりおかれ、「入り鉄砲に出女」を取り締まっていたとのこと。

つまり、江戸に入ってくる鉄砲等の武器と江戸から出ていく女性に関して監視の目を光らせていたそうです。現実には入り鉄砲はほとんど検査されず、もっぱら出女の取締りをしていたそうです。

関所破りは当然死罪です。割りと恐ろしい江戸幕府。

さて、関所に入ると先ずは厩の展示。江戸時代の「警察車両」ですね。

近隣との連絡や不法者を追い回すために使われていたものと思われます。

厩の奥はちょっとした見晴台となっており、芦ノ湖全景が見れます。

厩を過ぎると一際立派な建物が!

面番所と呼ばれる場所で、関所の役人が仕事をしていたそうです。

伴頭がこの関所で一番偉いらしく、次は横目付。部長と部長補佐といったところでしょうか。

面番所の向かい側には足軽番所。

キャリア組とは建物でそもそも別れているあたり身分制度江戸を感じますね。

お堅そうな面番所とは打って変わってこちらは皆で囲炉裏を囲んで楽しそうです。

男ばかりの単身赴任。猥談でもしてたのでしょう。

身分は低いですが、こちらの方が楽しかったかもしれません。

飯炊き係の下番。地味にひどい役職名です。

美味しいご飯は明日の源。もっと尊敬されていいと思います。

少し高台にある遠見場所。

この場所から関所破りなどの罪人がいないか監視していたそう。

そういえば足軽番所の外には牢がありました。関所破りを試みた罪人を入れていたようです。

このような悪鬼は絶対に牢から出してはいけません。

江戸口御門を最後にパシャリ。

昔の人はこの門に様々な想いを馳せたのでしょう。ここを入ると夢の大江戸です。ここまでくるのに馬やら徒歩やらで相当時間が掛かったでしょう。「ようやくここまで来たか」と感慨深かったと思います。

また、人によってはここから入るともう余程の事がなければ出てこれないという希望と不安が入り混じった感情もあったかと想います。

今見るとただの門ですが、なんだか色々考えてしまいました。

結局、それなりに楽しめた箱根関所でした。ただ、ネックは一人500円というお値段。少しお高いのかなと思います。

例えば、中国の世界に冠たる大庭園、頤和園の入場料は20元(300円ちょっと)ということを考えると「箱根関所で500円かー」と思ってしまいます。

でも、「中国物価安いんでしょ?」と思う方が居たら現在の北京か上海に行かれると涙が出てくると思います。

中国の物価が安かったのは20年前の話ですね。

箱根気分が盛り上がる中、次は箱根神社へ!

山岳信仰であり、鎌倉時代より信仰に篤い神社だったようです。

思うに小旅行に神社はつきもの。外れがありません(神様に外れとかそもそもめちゃくちゃ失礼な話ですが)。

神社は土着の信仰と固く結びついているものですが、その場所その場所の文化や風習に触れる上で神社詣りは一番効率的だと思う次第です。

階段を上がると本殿です。樹木に囲まれてひっそりしており厳かな雰囲気。

狛犬が苔むしており、雪もついて雰囲気があります。

箱根神社の横には九頭龍神社もありました。こちらも併せてお参りしておきました。

帰りは海老名SAでザボンを食べました!

この店15年くらい前からあると思うのですが、もはや定番ですね。海老名といえばザボンです。外れなし。

今回はねぎラーメンと坦々麺をいただきました。

サイドメニューで豚メシと餃子を!頼み過ぎました。。。

ザボンの唯一の盲点は簡単にカロリーオーバーしてしまうところですね。

近々登山再開します!

結びに

さて、思いつきで出かけた箱根旅行でしたが、なんだかんだでとても楽しめました!

何かメインでやることがある訳ではなかったですが、こういうまったり小旅行も偶にはいいもんです。

一点だけ注意点はこの季節山の上は流石に寒くて箱根峠で外気温2度でした。もう少し下がると路面も凍結してくるので、冬のお出かけは十分お気をつけください。

それでは、また!

この記事を書いた人

クリス

クリス

こんにちは!山屋のクリスです!海外登山メインで目標はエベレスト登頂です。ラグドールの鈴鈴先生と一緒に暮らしてます。登山や旅行、日常ネタを中心にブログをアップしていきますので宜しくお願い致します!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です